マンスリーマンションに入居したら、住民票はどうするの?
マンスリーマンションに入居しても、住民票は異動しません。
なぜなら、住民票を異動するのは「生活の本拠が移る場合」だからです。
短期滞在が基本となるマンスリーマンションは、住民票を移す必要はありません。
免許証や保険証はどうなるの?クレジットカードは?
マンスリーマンションに入居しても住民票は異動しないので、運転免許証や健康保険証、パスポートなどの本人証明物に記載される住所も変更せずにそのまま使用します。
公的なもの以外にも、クレジットカードなど、引っ越したときに住所変更手続きが必要になるものがありますよね。
しかしこれらも、住民票を異動している訳ではないので住所変更する必要はありません。
むやみにマンスリーマンションの住所を登録すると、入居前や退去後に自分宛の郵便物が前後の入居者の手に渡ってしまうこともあるので、よほどの必要がなければマンスリーマンションの住所は登録しない方が無難です。
郵便物はどうすればいいの?
マンスリーマンションへの入居が決まったら、郵便局に行って転居届を提出すれば、元の住所宛ての郵便物をマンスリーマンションの住所に1年間転送してもらえます。
ネットショッピングの場合、配送先は自由に指定できることがほとんどですので、マンスリーマンションの住所を入力すれば入居先で荷物を受け取ることができます。
また、マンスリーマンションに入居している間はコンビニエンスストアや郵便局留めで荷物を受け取るようにするのもひとつの手です。むやみにいろいろなサイトでマンスリーマンションの住所を登録すると、退去時にふたたび住所を変更するのが面倒になるので、自宅外での荷物受け取りサービスを上手に活用してみましょう。
車庫証明はどうすればいいの?
車庫証明には、申請人の住所(住民票に記載されている住所)と、使用の本拠地となる住所(実際に車を使用する住所)を記入する欄があります。
住民票に記載されている住所と実際に車を使用する場所が離れていたとしても、そのことを説明できれば問題ない場合がほとんどです。
その際、賃貸借契約書の写しや公共料金の領収書などが必要になることがあります。
また、そもそも車庫証明が不要という地域もあるので、管轄の警察署に問い合わせてみるのが確実です。
マンスリーマンションに一年以上長期滞在する場合
マンスリーマンションは、基本的には一ヶ月から一年程度の短期滞在を想定した賃貸物件のため、住民票の異動は行わないのが一般的です。
しかし、もしも長期滞在することになった場合、例外的に住民票を異動できることがあります。
契約の内容にもよるので、住民票を異動したい場合はご相談ください。